探偵事務所の求人情報の探し方や応募の流れを解説
探偵に憧れている人にとって、今はいい時代です。なぜなら、ネットで検索をかけることでたくさんの求人情報を確認することができるからです。長く働けて、キャリアを積むことができる、または独立準備ができる探偵事務所に勤めたいですよね。
ということで今回は探偵事務所の求人情報の探し方や応募の流れ、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためのチェックすべきポイントについて解説していきます! 探偵に憧れている方は本記事をぜひチェックして、探偵への一歩を踏み出してみてくださいね。
探偵の求人情報・アルバイト情報を探す方法
まずは、探偵の求人情報を探す方法についてみていきましょう。
ハローワーク
ハローワークに探偵の求人が出ている場合もあります。ハローワークがお近くにある方は、情報が検索できる機械端末で“探偵”と入力し、勤められる距離・範囲内で求人が出ていないか確認しましょう。
求人情報掲載サイト
リクナビ、フロムA、タウンワーク…等々、正社員求人情報サイトやアルバイト情報サイトがたくさんあります。
そちらでも“探偵”“興信所”等と入力して検索し、情報を探してみましょう。
行きたい探偵社のHPをチェック
就職したい探偵事務所の目星がついている場合は、その探偵事務所のHPをみて求人情報がないか確認しましょう。HPに求人が出ていたら、しめたものです。出ていなくても、電話して問い合わせをしてみましょう。求人は募集していなくても、やる気のある人材はゲットしたいと考えてくれるかもしれません。
探偵に応募してから探偵になるまでの流れとは?
次に、探偵に応募してから、実際に探偵として活躍できるまでの流れ、今後のキャリアパスについても確認しておきましょう。
1 求人情報を探して応募
まず書類を用意して応募します。ほとんどの探偵社で、これまでの学歴、職歴、などを書いた履歴書・職務経歴書を送付することで応募が完了するでしょう。運転免許は必須ですので、運転免許を取得していない方はこの機会に取得しておきましょう。探偵学校に通った後で応募してもよいですが、通わなくても受かる可能性はあるので、まずは気軽に履歴書を送ってみてはいかがでしょうか。
2 筆記試験・面接
書類試験に合格したら、次は筆記試験、または面接です。
筆記試験では知能を検査したり、基本的な教養が問われることが多いようです。面接は、受け答えから、人となりや志望動機のチェック、また身だしなみや所作が見られるでしょう。中途採用であれば、これまでしてきた職種や業務や、社風にあうかなどが見られます。
3 採用
採用されれば探偵として勤務開始です。もし、寮などがある探偵社であれば、引っ越しなどをする準備が必要です。
入社の際に必要な心構えなど、出来る限り教わりながら、気を引き締めて勤めていきましょう。
4 その後のキャリアパスを見据える
その後は、探偵事務所に勤めながら技術やノウハウを自分のものにしていくことになります。常に貪欲に技術や知識を吸収していかなければいけません。 またその後、自信がついたら、会社の運営側にまわるか、独立するか、などを自分で考えてキャリアを築いて行く必要があります。
探偵の勤務条件は? 応募や面接の際に確認したいこと
最後に、探偵社の応募や面接の際に確認しておきたいことについてもみていきましょう。
雇用形態(アルバイト・社員)
雇用形態の確認は怠らないようにしましょう。アルバイト、業務委託、正社員、契約社員など、さまざまな働き方があります。時間や勤務の仕方など、自分に合った働き方をチョイスしましょう。
正社員のつもりが、アルバイトでの入社だった、ということにならないためにも、間違いなく押さえておきたいポイントです。
給与の歩合制の仕組みなど確認
給料の仕組みについては、必ず説明を受けましょう。月給制の他にも、歩合制や年俸制などを取り入れている会社もあります。
年俸制や裁量労働制になっている場合、残業しても残業代は出ないパターンもあります。それぞれのメリット・デメリットが存在しますので、給与については、面接などで詳しく質問してみましょう。
保険の加入について
保険の加入の義務を怠っていないかどうかも確認しましょう。
雇用保険などの、社会保険類は重要です。もし求人情報などに詳しく書かれていなければ、これも給与とともに、入社前の面接で質問すると良いでしょう。入る前なのに、給与や保険について知りたがるのは悪い印象を与えるかも…などと臆する必要はありません。
試用期間の有無
試用期間の有無を確認しましょう。環境に慣れるためや、会社の社風を見てみる良い期間です。
ちなみに、試用期間中に社会保険に加入してくれなかったり、残業代が出ないというのは法律違反です。もし、試用期間中にそういった立場に立たされたとしたら、しかるべきところに相談しましょう。また、試用期間だから、正当な理由もないのに解雇される、ということもないはずです。
シフトや休日
シフトや、休日は年に何回あるかもチェックしておきましょう。入社してから休日のあまりの少なさにガッカリしてすぐ辞める、なんてことがあれば人生の時間がもったいないでしょう。勤務の時間帯も、探偵は不規則なことも多いため、後悔しないためにも勤務時間をあらかじめ確認し、納得した上で入社するべきです。
寮や仮眠所などはあるか
寮や仮眠スペースの有無もチェックしましょう。
探偵は不規則な勤務になることが多いので、探偵社が寮を持っているところが少なくありません。会社の近くに住まいがあれば、終電後など困ってしまう状況に陥ることも、少ないでしょう。もし、遠方から通いたいと考えている方も、寮があれば憂いなく働けるでしょう。
スキルの指導方法などについて
もしいきなり現場に放り出されたらどうしよう…などと不安になるのではないでしょうか。探偵としてのスキルを、1から先輩探偵に学ぶ場合は多くあるでしょう。きちんと指導してもらえるのか、どのような教材があるのか、社員教育について、事前に面接などで質問しておきましょう。